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タキ6900形6914 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ6914は昭和35年6月日車支店製で、一ロット一両の孤立ロットであった。 本形式では初の日車支店製として製作されたため、全体として試作的要素が強い。 積荷は比重0.8の引火性液体のため、タンク車としては石油類専用車に似ているが、毒性が強いため、窒素を用いた上入れ上出し方式を採用した。 |
った。ドーム両脇にある小蓋は溢液口である。 落成時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は秋田港であった。昭和38年5月に住友化学工業KK所有となり、桜島駅常備となった。昭和40年7月に日石輸送・秋田港に戻った。写真は液体化成品輸送が借り受けて使用していた頃のもの。昭和60年8月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和35年8月 製造所 日車支店 設計比重 0.8 タンク容積 37.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 11,600mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式(窒素) |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 12,400mm BC間距離 9,100mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真503】 タキ6900形6914 昭和51年3月17日 安治川口駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第41巻に「P02420」として収録されています。