吉岡心平のマーク

タキ6900形6916

私有貨車

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タキ6850形
タキ6950形

 番号
ロット表

タキ6914
タキ6922

 ページ
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特別編439
特別編441

●積荷
●構造

入口


 タキ6916は昭和35年11月日車支店製で、一ロット一両の孤立ロットであった。

 3月前に同一ユーザー/メーカーが製作したタキ6914の増備車で、基本構造はこれと同一と言って良いだろう。
 一方、細部はタキ6914の使用実績により改良されているようで、例えばタンク上部のドーム前後にある液出管・窒素管の配管・弁類を収納する

箱型プロテクタは、タキ6914より一回り小型になっているようだ。

 落成時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は秋田港であった。昭和38年5月から昭和40年7月の間は住友化学工業KK・桜島駅常備となったが、その後は元の所有者・常備駅に戻った。昭和46年8月、常備駅は中島埠頭に変わった。昭和60年7月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和35年11月
製造所   日車支店
設計比重  0.8
タンク容積 37.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 11,600mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式(窒素)
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      12,400mm
BC間距離  9,100mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ6900形6916の写真

【写真1440の1】 タキ6900形6716 昭和49年10月17日 高島貨物駅にて P:吉岡心平

タキ6900形6919の写真

【写真1440の2】 タキ6900形6716 P:吉岡心平所蔵


【特別編440】031129作成R4、050504R4A、060702リンク追加、061006リンク追加、070713R4A2、081107
R4BY、100418本文修正+諸元追加+R4B。