タキ７７５０形１７７７７

　タキ１７７７７は１７７７８と一緒に昭和４４年１２月日車支店で製作された。富士重製の１７７７４〜１７７７６との競作であった。

　呉羽所有・日車製のタキ７７５０形では同年１月製の７７６３〜７７６８の増備である。
　外観と構造は日車製の特徴であるカマボコ形の

保温キセと側梁省略形の軽量台枠を持つが、台枠枕梁部は前作の幅狭形から通常の幅に戻り、タンク受台も側面が傾斜した形となった。

　所有者は呉羽化学工業ＫＫ・常備駅は勿来であった。除籍は平成１９年１０月だが、実際にはその大分前に姿を消していたようである。