タム8000形8003 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム8003は昭和37年2月日立製で、タサ5600形の5600,5601と同月同日に車籍編入された。 商社である安宅産業の所有で、岳南鉄道沿線の東海電化から田端操の旭電化などに運用された。外観と構造は並行製作されたタサ5600形の2軸車版で、濃硝酸タンク車を多数製作した日立 |
だけに手馴れた作りである。特徴的なのはドーム側面の空気管と通気管の膨れた導入部で、異物除去用のフィルターを内蔵したためであった。 落成時の所有者は安宅産業KK・常備駅は岳南富士岡であった。昭和52年2月に所有者は東海電化工業KKに変わった。私有コンテナ輸送への転換により昭和62年1月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和37年2月 製造所 日立 設計比重 1.1 タンク容積 13.8m3 タンク形態 直円筒(S1形)ドーム付 |
●上廻り タンク材質 純アルミニウム タンク板厚 胴板13・鏡板16mm タンク直径 1,700mm タンク長さ 6,250mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 7,000mm 軸距 4,200mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KC180形 走り装置 2段リンク式 |
【写真2564】 タム8000形8003 昭和60年11月2日 桜島駅にて P:吉岡心平