吉岡心平のマーク

タキ11500形11504

私有貨車

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タキ11450形
タキ11600形

 番号
解説

タキ11503
タキ11511

 ページ
索引

特別編1559
特別編1561

積荷
●構造

入口


 タキ11504は昭和43年6月日立で11504〜11507の4両ロットとして製作され、日車支店製の11500〜11503と競作された。

 圧送式のセメント専用車は昭和41年にタキ1900形2両とタキ7150形が試作されたのが最初だが、量産されたのは昭和43年以降でタキ10600形35トン車が4月に川崎で製作され、その2ケ月後に登場したのが本形式である。

 タンク体は加圧に耐えるよう耐候性高張力鋼製とし、形状もタキ1900形の長円形から円錐形に変更した。最初期の製作のため色々不具合があったようで昭和44年7月に荷役装置を改造している。

 落成時の所有者は富士セメントKK・常備駅は東室蘭であった。社名は親会社の合併で昭和45年10月日鉄セメントKKとなった。昭和59年12月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和43年6月
製造所   日立
設計比重 1.04
タンク容積 38.4m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(F2)形ドームレス
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板4.5mm・鏡板5mm
タンク両端直径 2,100mm
タンク中央直径 2,600mm
タンク長さ 9,420mm
●荷役方式
荷役方式 エアスライド+圧送式
●下廻り
台枠形式   枕梁間中梁省略形
長さ      10,300mm
BC間距離  7,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車      TR41C形

タキ11500形11504の写真

【写真2560】 タキ11500形11504 昭和57年7月28日 東札幌駅にて P:吉岡心平


【特別編1560】131210作成R4C。