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タキ4100二代形4128

私有貨車

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タキ4100初代形
タキ4150形

 番号
解説

タキ4119
タキ4129

 ページ
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特別編1525
特別編1527

積荷
●構造

入口


 タキ4128は昭和40年9月日車本店製で4125〜4128の4両ロットの一員である。

 三菱瓦斯化学の液安タンク車は大半が自社発注車だが、本車は珍しいことに他社からの移籍車で、元は東亜合成の所有車であった。

 外観と構造は標準化の進んだ高圧ガスタンク車だけに三菱瓦斯が日車に自社発注した4110,4111とほぼ同一だが、製造時期の関係から台車

はTR41D形に変更されている。

 落成時の所有者は東亜合成化学工業KK・常備駅は名電築港であった。駅名は昭和41年1月汐見町となった。本車と4125の2両は昭和48年12月に三菱瓦斯化学KKに移籍し、新崎駅常備となった。昭和52年7月には法改正に対応するため液出配管に緊急遮断弁を追加する改造を受けた。昭和59年には日本陸運産業KK・村田駅常備となったが昭和61年11月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和40年9月
製造所   日車本店
ガス定数 1.86
タンク容積 46.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 高張力鋼(HT55/60)
タンク板厚 胴板13・鏡板16mm
タンク直径 1,960mm
タンク長さ 15,888mm
熱絶縁   厚さ75mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 マンホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      17,000mm
BC間距離  13,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41D形

タキ4100二代形4128の写真

【写真2526】 タキ4100二代形4128 昭和51年7月28日 新崎駅にて P:吉岡心平


【特別編1526】130710作成R4C。