吉岡心平のマーク

タム500形2871

私有貨車

 形式
索引

タム400形
タム600形

 番号
[ロット表]

タム2827
タム2900

 ページ
索引

特別編1521
特別編1523

積荷
●構造

入口


 タム2871は昭和31年5月日車支店で2835〜2874の40両ロットとして製作された。

 タムを40両作るとは現在では想像も出来ないが、日石輸送のガソリンタンク車の増備状況を紐解くと昭和31年がタム60、タサ50、タキ10とタム・タサ優位だったのが、翌32年はタム30、タサ

20、タキ75と逆転しており、この頃までは30トン車よりタム・タサの人気が高かったようである。

 落成時の所有者は日本石油運送KK・常備駅は柏崎であった。直後の8月に社名は日本石油輸送KKに変わり、翌32年6月には沼垂に移動した。昭和56年7月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和31年5月
製造所   日車支店
比重    0.73
タンク容積 21.1m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,890mm
タンク長さ 7,690mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      8,000mm
BC間距離  4,400mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD180形
走り装置   2段リンク式

タム500形2871の写真

【写真2522】 タム500形2871 昭和54年8月14日 郡山駅にて P:吉岡心平


【特別編1522】130619作成R4C。