吉岡心平のマーク

タキ21350形21362

私有貨車

 形式
索引

タキ21300形
タキ21600形

 番号
ロット表

タキ21357
タキ21364

 ページ
索引

特別編1510
特別編1512

●積荷
●構造

入口


 タキ21362は昭和53年5月富士重で21360〜21362の3両ロットで製作された。

 保土谷所有の本形式では前作となるタキ21356〜21359から僅か3ケ月後の増備で、外観・構造はこれと同じである。
 興味深いのは本ロットの使用法で、山陰地方のユーザーには郡山から本形式で出荷していたものを、輸送効率を改善するため福川駅までタキ21600形で粉体のまま輸送し、同駅の基地で溶

解してから本形式でリレー輸送するようにした。ちなみに福川駅の常備車としては本ロットが初めてとである。

 落成時の所有者は保土谷化学工業KK・常備駅は郡山であった。昭和59年2月に新南陽に移動した。平成7年10月に郡山に移動し、平成12年2月に勿来駅に移動すると共に専用種別がカセイソーダ液に変更されたが、平成12年11月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和53年5月
製造所   富士重
設計比重 1.41
タンク容積 24.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 ステンレス鋼(SUS316)
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 8,800mm
保温設備 グラスウール厚さ50mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      10,000mm
BC間距離  7,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD180−254形積空
台車      TR225形

タキ21350形21362の写真

【写真2511】 タキ21350形21362 昭和57年5月4日 福川駅にて P:吉岡心平


【特別編1511】130502作成R4C。