吉岡心平のマーク

タム500形2591

私有貨車

 形式
索引

タム400形
タム600形

 番号
[ロット表]

タム2583
タム2639

 ページ
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特別編1461
特別編1463

積荷
●構造

入口


 タム2591は昭和25年11月飯野で2586〜2595の10両ロットで製作された。

 日本鉱業の揮発油専用車では戦後初の増備で、新潟製の2596〜2605と競作された。
 外観と構造は飯野が日石向に製作した2542〜2551と酷似し、各部の寸法はその後本形式の

標準となったが、ドーム頂部はドラムカン形ではなく通常の皿型となっている。

 所有者は日本鉱業KK・常備駅は船川港であった。前者は昭和41年8月には共同石油KKとなった。一生を船川港駅常備のまま過し、昭和51年8月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和25年11月
製造所   飯野
設計比重 0.73
タンク容積 21.1m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク内面 亜鉛メタリコン
タンク直径 1,890mm
タンク長さ 7,690mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      8,000mm
BC間距離  4,100mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203形
走り装置   リンク式→2段リンク式

タム500形2591の写真

【写真2462】 タム500形2591 昭和45年8月19日 釧路駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1462】121119作成R4C。