吉岡心平のマーク

タキ5750形15750

私有貨車

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タキ5700形
タキ5800形

 番号
解説

タキ5792
タキ15758

 ページ
索引

特別編1438
特別編1440

積荷
●構造

入口


 タキ15750は昭和42年7月富士重で5798,5799,15750〜15754の7両ロットで製作された。

 一般には東邦亜鉛の本形式初ロットと思われているが、実は三谷産業所有として落成後、短期間で東邦亜鉛に移籍した経歴を持ち、四角形の社紋版に唯一その名残りを留めている。
 構造面では落成時から発煙硫酸の兼用車として

製作されたため、設計比重がやや大きく、タンク容積を縮小するためタンク長さが60mm短かい。いっぽう外観は、当時の富士重製タキ5750形として標準的なものである。

 落成時の所有者は三谷産業KK・常備駅は宮下で、僅か3ケ月後の昭和42年10月に東邦亜鉛KK所有・安中駅常備となった。平成19年10月に除籍された。


■主要諸元
製造年   昭和42年7月
製造所   富士重
設計比重 1.86
タンク容積 21.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板9mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 8,510mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   枕梁間側梁省略形
長さ      10,000mm
BC間距離  7,000mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車      TR41C形

タキ5750形15750の写真

【写真2439】 タキ5750形15750 平成7年5月6日 東新潟港駅にて P:吉岡心平


【特別編1439】120831作成R4C。