タキ1800形1822 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ1822は昭和32年5月飯野で1821〜1823の3両ロットとして製作された。 富士製鉄のタキ1800形は昭和27年のトップナンバー製作以来4社で競作されてきたが、昭和32年には飯野が2ロット8両をまとめて製作した。このロットはこのうち前半の3両に当る。 |
周囲には保温材を装備し、本形式の中では重装備となるロットであった。 落成時の所有者は富士製鉄KK・常備駅は東室蘭で、昭和45年7月の合併で新日本製鉄KK所有となった。晩年は本州にタール製品を輸送していたが、保安度見直しで下出しタンク車の有毒物輸送が禁止となり昭和54年1月に廃車となった。 |
|
|
■主要諸元 製造年 昭和32年5月 製造所 飯野 設計比重 0.88 タンク容積 34.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 タンク材質 普通鋼 |
タンク内面 亜鉛メタリコン タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,960mm タンク長さ 11,700mm 熱絶縁 岩綿 付帯設備 蒸気加熱管 ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 12,500mm BC間距離 9,000mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KE305形 台車 TR41C形 |
【写真2429】 タキ1800形1822 昭和46年9月17日 東室蘭駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】