吉岡心平のマーク

タキ1800形1822

私有貨車

 形式
索引

タキ1700形
タキ1900形

 番号
[ロット表]

タキ1814
タキ1824

 ページ
索引

特別編1428
特別編1430

積荷
●構造

入口


 タキ1822は昭和32年5月飯野で1821〜1823の3両ロットとして製作された。

 富士製鉄のタキ1800形は昭和27年のトップナンバー製作以来4社で競作されてきたが、昭和32年には飯野が2ロット8両をまとめて製作した。このロットはこのうち前半の3両に当る。
 北海道に配置されたためタンク内部に加熱管、

周囲には保温材を装備し、本形式の中では重装備となるロットであった。

 落成時の所有者は富士製鉄KK・常備駅は東室蘭で、昭和45年7月の合併で新日本製鉄KK所有となった。晩年は本州にタール製品を輸送していたが、保安度見直しで下出しタンク車の有毒物輸送が禁止となり昭和54年1月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和32年5月
製造所   飯野
設計比重 0.88
タンク容積 34.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 亜鉛メタリコン
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,960mm
タンク長さ 11,700mm
熱絶縁   岩綿
付帯設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      12,500mm
BC間距離  9,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C形

タキ1800形1822の写真

【写真2429】 タキ1800形1822 昭和46年9月17日 東室蘭駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1429】120726作成R4C。