吉岡心平のマーク

タキ1800形1814

私有貨車

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タキ1700形
タキ1900形

 番号
[ロット表]

タキ1811
タキ1822

 ページ
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第469週
第471週

積荷
●構造

入口


 タキ1814は1815と一緒に昭和31年3月帝国車両で製作された。なお直前の1812と1813は謎の欠番となっている。

 本形式ではタキ1811に続く帝車製の二作目だが、両車の寸法には共通性はなく、本ロットは本形式で最もタンク体が細い。これはユーザーが寒冷地だったため、保温キセの追加を考慮したためだろう。容積がほぼ同じタキ2100形石油類専用

のキセ付ロットが、異様に長い車体を持つのと同じことだ。またタンク体の中央底部に謎のパイプがあるが、位置から見て仕切弁の加熱管ではないかと思われる。

 落成時の所有者は富士製鉄KK・常備駅は東室蘭であった。昭和45年7月には合併により所有者が新日本製鉄KKとなった。昭和54年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和31年3月
製造所   帝国車両
設計比重  0.83
タンク容積 34.1m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ  12,200mm
タンク内面処理 亜鉛メタリコン
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       12,900mm
BC間距離   9,600mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車      TR41C

タキ1800形1814の写真

【写真470】 タキ1800形1814 昭和49年7月25日 東室蘭駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第27巻に「P01607」として収録されています。


【第470週】090830R4B。