吉岡心平のマーク

タキ1800形1805

私有貨車

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タキ1700形
タキ1900形

 番号
[ロット表]

タキ1803
タキ1811

 ページ
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特別編1405
特別編1407

積荷
●構造

入口


 タキ1805は1806と共に昭和28年7月日車本店で製作された。

 三井化学初のベンゾールタキだが、外観は何の変哲もない普通のタンク車であった。面白いのは略同寸法の石油類専用タキ2100形がタンク直径はそのままで長さを短縮としてるのに対し、こちらはタンクを細く長いものとした点である。なお暖

地で使用するため保温キセや蒸気加熱管などは設置していない。

 落成時の所有者は三井化学工業KK・常備駅は大牟田であった。所有者は昭和43年10月三井東圧化学KK、常備駅は昭和39年12月〜48年9月の間は宮浦にそれぞれ変わった。平成元年3月に2両揃って廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和28年7月
製造所   日車本店
設計比重 0.88
タンク容積 34.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,960mm
タンク長さ 11,600mm(外面)

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   12,500mm
BC間距離  9,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41形

タキ1800形1805の写真

【写真2406】 タキ1800形1805 昭和57年3月23日 宮浦駅にて P:吉岡心平


【特別編1406】120509作成R4C。