タキ1800形1811 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
今回は珍しい帝国車両製のベンゾール専用タキを取り上げる。同社は主に関西在のユーザーにタンク車を供給したが、本車もその一例であった。 タキ1811は昭和30年4月に帝国車両で製作された。一ロット一両であった。 設計比重は0.85、タンク容積は35.3m3とタキ2100形並みだが、本車はタンク体を一廻り細くしたため、台枠はタキ1500形とほぼ同一サイズとなっている。 |
タンク体は普通鋼製で、板厚は胴板9mm・鏡板12mmであった。タンク寸法は直径1,980mm・長さは11,700mmで、内部には小規模な加熱管装置が装備されている。 落成時の所有者は由良精工KK・常備駅は和歌山であった。昭和30年11月に社名は本州化学工業KKとなった。昭和58年8月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和30年4月 製造所 帝国車両 設計比重 0.85 タンク容積 35.3m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 1,980mm タンク長さ 11,700mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 12,600mm BC間距離 9,100mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形空気 台車 TR41C |
【写真363】 タキ1800形1811 昭和51年8月9日 東静岡駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第29巻に「P01703」として収録されています。