吉岡心平のマーク

タム2300形2325

私有貨車

 形式
索引

タム2100形
タム2400形

 番号
[ロット表]

タム2314
タム2332

 ページ
索引

特別編1404
特別編1406

積荷
●構造

入口


 タム2325は2326と一緒に昭和28年6月三菱で製作された。

 このロットは保土谷化学の液塩タンク車の第一号で、当時三菱が各社向に量産していた標準タイプを導入した。このため外観と構造は同時期に製作された他社向と同一である。

 航送用の液塩タンク車は昭和32年11月に国策パルプ工業KKが自社所有車に導入したのがその嚆矢だが、本車もその直後となる昭和33年2月に三菱で航送用に改造する工事を受けている。

 所有者は保土ヶ谷化学工業KK・常備駅は郡山であった。昭和46年12月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和28年12月
製造所   三菱
ガス定数 1.42
タンク容積 12.9m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 ボイラー用鋼板
タンク板厚 胴板19mm
タンク直径 1,406mm
タンク長さ 8,500mm
蜜絶縁   厚さ105mmコルク
●荷役方式
荷役方式 マンホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   9,500mm
BC間距離  6,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41B形

タム2300形2325の写真

【写真2405】 タム2300形2325 昭和47年9月23日 郡山駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1405】120502作成R4C。