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タキ5050形55095 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ55095は昭和50年5月富士重で孤立ロットとして製作された。 昭和48年の江津事故に端を発した塩酸タンク車のタンク体点検では多数の状態不良車が発見されたため、昭和50年は置換用タキ5050形の当り年となり、20両が川崎、日車、富士重、三菱で製作された。本車もその中の一両である。 |
外観と構造は保安対策車の典型で、空容積増加でタンク体が大きくなり、デッキ部を拡大して台枠緩衝長を確保、タンク踏板と手摺を強化し台車は新標準台車であるTR225を装備した。 所有者は関東電化工業KK・常備駅は渋川であった。一生をそのまま過ごし、平成6年7月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和50年5月 製造所 富士重 設計比重 1.18 タンク容積 29.6m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 厚さ3mmゴムライニング タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 9,500mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,500mm BC間距離 7,200mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR225形 |
【写真2403】 タキ5050形55095 昭和63年3月27日 渋川駅にて P:吉岡心平