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ホキ5700形5708 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
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■入口 |
ホキ5708は昭和41年7月東洋工機製で5708〜5713の6両ロットであった。 昭和39年、川崎が製作したタキ1900形はセメント初の40トン車としてライバルメーカーに激震を与えた。エアスライドホッパ車の老舗である東洋工機が対抗馬として投入したのが本形式で、初ロットは昭和40年8月に登場したが、これを改良して約1年後に登場したのが本ロットである。 |
外観と構造と主要寸法は前ロットに似るが、より簡略化・軽量化が進み、ホッパ側面の縦補強も台枠部分が短縮されている。 所有者は秩父セメントKK・常備駅は籠原であった。後者は昭和45年3月に武州原谷に変わった。実用面では日車製と分け隔てなく使用されたようで、昭和60年12月に日車製第一陣と一緒に廃車となった。 |
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【写真2394】 ホキ5700形5708 昭和52年5月3日 武州原谷駅にて P:吉岡心平