吉岡心平のマーク

ホキ5600形5605

私有貨車

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ホキ5500形
ホキ5700形

 番号
ロット表

ホキ5603
ホキ5619

 ページ
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特別編1391
特別編1393

積荷
●構造

入口


 ホキ5605は35トン積カーバイド専用車で、昭和38年7月の大改番でホキ5200初代形5205を改番したものである。

 ホキ5205初代は昭和35年6月富士重で5205〜5208(何れも初代)の4両ロットとして製作されたもので、汽車東京製のホキ5209,5210(共に初代)と競作された。

 車体は箱型平床4室で、信越向のホキ5200〜5204とは同一メーカーで同時期に製作されたため、外観と構造には類似点が多い。

 所有者は日本ゼオンKK・常備駅は能町であった。岩淵(後の富士川)からのカーバイド輸送などに使用されていたが、余剰化により昭和48年6月に4両まとめて廃車された。


■主要諸元
製造年   昭和35年6月
製造所   富士重
設計比重  0.95
ホッパ容積 37.0m3
●上廻り
ホッパ形態 箱型平床4室
ホッパ材質 普通鋼
ホッパ板厚 周囲・屋根6mm
ホッパ断面 2,140×2,500mm
ホッパ長さ 9,880mm
付帯設備 乾燥筒、窒素封入管
●荷役方式
荷役方式 上入れ側出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      10,700mm
BC間距離  7,400mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

ホキ5600形5605の写真

【写真2392】 ホキ5600形5605 昭和47年6月16日 青海駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1392】120320作成R4C。