吉岡心平のマーク

タキ3900形3956

私有貨車

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タキ3850形
タキ4000形

 番号
解説

タキ3951
タキ3962

 ページ
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特別編1352

特別編1354

積荷
●構造

入口


 タキ3956は3955との2両ロットで昭和38年10月富士重で製作された。

 三井物産では昭和37年以降、昭島駅常備として5ロット10両を富士重で製作した。本ロットはその6ロット目で、外観と構造は一月前に製作された3949,3950と同一で、タンク材質をステンレスクラッド鋼製としたロットの2作目に当たる。

 落成時の所有者は三井物産KK・常備駅は昭島で、同駅在の接着剤メーカーへの石炭酸輸送用と思われる。後者は昭和46年2月に前川に変わり、昭和49年6月に石油荷役KKに移籍し塩釜埠頭駅常備となった。平成2年4月には再び前川駅常備となった。社名は平成3年7月にKKニヤクコーポレーションとなった。晩年は秋田港に運用されていたが平成6年5月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和38年10月
製造所   富士重
設計比重  1.042(60℃)
タンク容積 28.8m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 ステンレスクラッド鋼
タンク板厚 胴板7+2・鏡板10+2mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ 10,600mm
タンク周囲 ジャケット式外部加熱管+
       グラスウール厚さ30mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      11,500mm
BC間距離  8,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C→TR41DS形
         (第二次台車改造)

タキ3900形3956の写真

【写真2353】 タキ3900形3956 昭和56年11月7日 村田駅にて P:吉岡心平


【特別編1353】111104作成R4C。