吉岡心平のマーク

タム7100形7158

私有貨車

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タム7000形
タム7200形

 番号
[ロット表]

タム7148
タム7173

 ページ
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特別編1332

特別編1334

積荷
●構造

入口


 タム7158は7157との2両ロットとして、昭和35年12月日立で製作された。

 出光では初のLPタンク車として昭和34年9月にブタン用のタム7300、昭和35年7月にはプロパン用のタム7115を試作したが、量産は後者とすることになり、昭和35年11〜12月にかけて三菱・日立・日車本店で7139〜7147,7151〜5158の3ロット17両を製作した。

 本ロットはその中の日立製で、上辺が平らなタンク手摺や保冷キセ形状で簡単に見分けられる。

 所有者は出光興産KK・常備駅は徳山であった。専用種別は落成時の「液化プロパン」から、昭和38年2月に現行の「LPガス」に変更された。昭和39年2月に末広町、昭和41年3月に前川に移動したが小型車のため寿命は短く、昭和48年7月に経年13年で廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和35年12月
製造所   日立
ガス定数 2.35
タンク容積 35.3m
タンク形態 直円筒(S1)形
●上廻り
タンク材質 ボイラー鋼板(SB46)
タンク板厚 胴板18・鏡板24mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ 12,782mm
熱絶縁   厚さ70mmスチロポール
●荷役方式
荷役方式 マンホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   13,500mm
BC間距離  10,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C形

タム7100形7158の写真

【写真2333】 タム7100形7158 昭和47年4月14日 徳山駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1333】110827作成R4C。