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タム500形2656 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム2656は昭和26年10月日車支店製で、2652〜2656の5両ロットの一員であった。 日石輸送の昭和26年後期増備車で、飯野製の2657〜2667と競作された。日車支店製では半年前に製作された2635〜2639の増備に当る。 日石輸送のタム500形は一枚の平板からなるタンク踏板が特徴だが、この構造を初めて採用した |
のが このロットで、その意味では記念すべきロットと言えよう。 落成時の所有者は日本石油運送KK・常備駅は船川港であった。社名は昭和32年6月に日本石油輸送KKに変わった。晩年はさまざまな用途に使用されていたが、車齢30年となる昭和56年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和26年10月 製造所 日車支店 設計比重 0.73 タンク容積 21.1m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,890mm タンク長さ 7,700mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 8,000mm BC間距離 4,100mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形 走り装置 リンク式 |
【写真2325】 タム500形2656 昭和47年9月22日 焼島駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】