吉岡心平のマーク

タム500形2656

私有貨車

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タム400形
タム600形

 番号
[ロット表]

タム2651
タム2682

 ページ
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特別編1324

特別編1326

積荷
●構造

入口


 タム2656は昭和26年10月日車支店製で、2652〜2656の5両ロットの一員であった。

 日石輸送の昭和26年後期増備車で、飯野製の2657〜2667と競作された。日車支店製では半年前に製作された2635〜2639の増備に当る。 日石輸送のタム500形は一枚の平板からなるタンク踏板が特徴だが、この構造を初めて採用した

のが このロットで、その意味では記念すべきロットと言えよう。

 落成時の所有者は日本石油運送KK・常備駅は船川港であった。社名は昭和32年6月に日本石油輸送KKに変わった。晩年はさまざまな用途に使用されていたが、車齢30年となる昭和56年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和26年10月
製造所   日車支店
設計比重 0.73
タンク容積 21.1m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,890mm
タンク長さ 7,700mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      8,000mm
BC間距離  4,100mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203形
走り装置   リンク式

タム500形2656の写真

【写真2325】 タム500形2656 昭和47年9月22日 焼島駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1325】110729作成R4C。