吉岡心平のマーク

タム500形2651

私有貨車

 形式
索引

タム400形
タム600形

 番号
[ロット表]

タム2643
タム2656

 ページ
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特別編1269
特別編1271

積荷
●構造

入口


 タム2651は昭和26年10月飯野で、2647〜2651の5両ロットとして製作された。

 当時製作された飯野製タム500形の特徴は、真横を向いた長手方向のタンク溶接痕と、両端寄りに配置された小型のタンク受台にあるが、基本寸法は本形式として標準的なものである。また本ロットは日石輸送向のタム2657〜2667と同時

に製作されたが、タンク踏板は日石輸送向が平板一枚物としたのに対し、より一般的なものを採用した。なお手摺は後から追加されている。

 落成時の所有者は三菱石油KK・常備駅は扇町であった。後者は昭和32年2月に西戸崎、同33年7月に名電築港、同41年1月に汐見町と変わった。昭和56年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和26年9月
製造所   飯野
設計比重 0.73
タンク容積 21.1m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,890mm
タンク長さ 7,700mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      8,000mm
BC間距離  4,100mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203形
走り装置   リンク式

タム500形2651の写真

【写真2270】 タム500形2651 昭和54年8月14日 郡山駅にて P:吉岡心平


【特別編1270】110121作成R4C。