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タキ9900形29920 |
私有貨車 |
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■入口 |
タキ29920は昭和39年10月帝国で、29919〜29928の10両ロットとして製作された。 当初、日車と三菱が製造を独占した99系タンク車だが、昭和38年後半になると川崎、日立、新潟、富士重、東急が続々と製作を開始した。そして帝国車両が製作したフレームレスタンク車の第一作が本ロットである。 |
外観と構造は三菱製に近く、扁平なドーム頂部や緩く曲がった吐出管支えなど類似している。 落成時の所有者は日本陸運産業KK、常備駅は浜安善であった。昭和57年10月に日本石油輸送Kkに移籍し浮島町駅に常備された。昭和63年4月には日本陸運産業KK所有に戻り、神栖駅常備となったが平成元年9月に廃車となった。 |
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【写真2310】 タキ9900形29920 昭和53年9月10日 塩浜操駅にて P:吉岡心平