吉岡心平のマーク

タキ6600形6617

私有貨車

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タキ6550形
タキ6650形

 番号
ロット表

タキ6615
タキ6620

 ページ
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特別編1302
特別編1304

積荷
●構造

入口


 タキ6617は6618との2両ロットとして昭和39年7月に日車支店で製作された。 ユーザーの三井物産では昭和36年に6608と6609、昭和38年に日車本店で6611と6612を製作したが、本ロットは初の日車支店製である。

 外観と構造は日車支店初のエチグリ専用車で、初めてムクのステンレス鋼製タンク体を採用した。全体として三菱製に似ておりドーム頂部もドラム

カン形だが、タンク直径は1,950mmで三菱製より50mm太くなった。吸湿装置は横置円筒を束ねた角型となっている。

 落成時の所有者は三井物産KK・常備駅は桜島であった。昭和45年11月に前川に移動し、平成3年7月には日本石油輸送KKに移籍し、名古屋南港駅常備となった。平成9年3月に郡山に移動したが、直後の6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年7月
製造所   日車支店
設計比重 1.09
タンク容積 27.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム有
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板6mm・鏡板9mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ 10,050mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式吸湿装置付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      10,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ6600形6617の写真

【写真2303】 タキ6600形6617 昭和60年5月1日 三島駅にて P:吉岡心平


【特別編1303】110514作成R4C。