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タキ6600形6615 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ6615は昭和39年2月富士車両で、タキ6600形の15ロット目として製作された。一ロット一両であった。 設計比重は1.12・タンク容積は27.4m3で、三菱製と同一である。 |
荷役装置は自重による下出し方式だが、面白いのは流入外気の乾燥装置で、お手本とした三菱製は箱型は6605迄で、6606以降は円筒形に設計変更したが、本車は古いタイプである箱型を採用した。特許問題でもあったのだろうか? 所有者は日本触媒化学工業KK・常備駅は大樹寺から同年12月には千鳥町、昭和45年1月に浮島町に変わった。平成3年6月には社名がKK日本触媒となり、平成9年7月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和39年2月 製造所 富士車両 設計比重 1.116 タンク容積 27.4m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム有 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板8・鏡板12mm タンク内面 厚さ2mmステンレス板 タンク直径 1,950mm タンク長さ 9,500mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式吸湿装置付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,000mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真1691】 タキ6600形6615 昭和52年4月5日 塩浜操駅にて P:吉岡心平
タンク直径が1,950mmと50mm増えたため、長さがは約500mm短かい。