吉岡心平のマーク

タキ20000形20005

私有貨車

 形式
索引

タキ19700形
タキ20100形

 番号
解説

タキ20001
タキ20009

 ページ
索引

特別編1272

●積荷
構造

入口


 タキ20005は昭和39年9月川崎で、20004〜20006の3両ロットとして製作された。

 川崎製の本形式では2ロット目で、外観と構造は3ケ月前に昭石向に製作された20002,20003と酷似するが、汽車製ではタンク受台部の帯金受にある小穴が省略されている。また手ブレーキハ

ンドルが大直径となっているが、先天的なものか、はたまた改造によるものかは不明だ。

 所有者はモービル石油KK・常備駅は清水であった。昭和40年6月に本輪西に移り、北海道内での重油輸送に活躍したが、昭和55年8月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年9月
製造所   川崎
設計比重 0.88
タンク容積 39.8m3
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
●上廻り
タンク材質 高張力鋼(HTP55W)
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 2,200mm
タンク長さ 10,900mm
保温装置 グラスウール厚さ100mm
付帯設備 加熱管装置

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   10系標準形
台枠長さ   12,000mm
BC間距離  8,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ20000形20005の写真

【写真2273】 タキ20000形20005 昭和44年8月18日 本輪西駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1273】110131作成R4C。