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タム500形2643 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
製造所別索引を作って判ったのは、製作数の割に「割りを食った」メーカーの存在である。ガソリン・石油に強い飯野もその一例で、今回はその罪滅ぼしだ。 タム500形15トン積ガソリン専用車は、我国2軸タンク車の代表形式だけあって、昭和6〜35年に621両が製作された。主要な貨車メーカーは殆どが担当したと言ってよかろう。 今回取り上げたタム2643は昭和26年6月飯野製で、2640〜45で6両製作された内の一員であった。ユーザーは日石運送で、同社初のタム500形は同年4月日車支店製のタム2635〜40だったから、共に最初期の作品だ。ちなみに同社の飯野製タムは他に2657〜67があり、当時は |
日車を抑えて多数派だったが、増備が再開された昭和31年以降は日車独占となっている。 落成時の所有者は日本石油運送KK・常備駅は秋田港だったが、昭和31年8月に柏崎に移った。昭和32年6月に日本石油輸送KKに社名変更された。昭和52年11月に廃車となった。 |
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【写真216】 タム500形2643 昭和49年3月18日 西名古屋港駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第18巻に「P01059」として収録されています。