吉岡心平のマーク

タキ5750形15792

私有貨車

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タキ5700形
タキ5800形

 番号
解説

タキ15773
タキ25750

 ページ
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特別編1268
特別編1270

積荷
●構造

入口


 タキ15792は昭和42年7月日車支店で、15788〜15792の5両ロットとして製作された。

 日車製のタキ5750形では試作車となるタキ5786に続く2ロット目で、富士重製のタキ15777〜15781と競作された。発煙硫酸の兼用車のため設計比重は1.86と硫酸専用車の1.84より高く、タンク体が僅かに短い。

 日車製の特徴は帯金を用いたタンク体の固定にあるが、実はBC間距離が富士重・川崎・日立製より300mm短いため、タンク受台の位置も中心に寄っている。

 落成時の所有者は伊藤忠商事KK・常備駅は宮下であった。落成から3ケ月後に安中駅に移動した。平成4年12月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和42年7月
製造所   日車支店
ガス定数 1.86
タンク容積 21.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板9mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 8,490mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   側梁省略形
長さ      10,000mm
BC間距離  6,700mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD254−305形
台車      TR41C形

タキ5750形15792の写真

【写真2267】 タキ5450形55488 平成元年2月12日 知手駅にて P:吉岡心平


【特別編1267】110112作成R4C。