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タキ2600形32637 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ32637は昭和39年10月富士重で、タキ2800形2904から改造された。種車のタキ2904は、昭和31年7月造機製である。 古いファンなら、関東電化と言えば造機製のタキ2600形を思い浮かべるが、第一作は昭和34年と新しく、それ以前はタキ2800形が増備されていた。これらは2879,2904,2977,2979〜2981,12853の7両あったが、全車が昭和39〜41年に富士重でタキ2600形に改造された。 |
本車もこの中の一両で、外観と構造は保温キセがカマボコ形になったため、種車時代とは印象が一変したが、小さな受台や小振りなドームなど、造機製の特徴が随所に残っており、この点から見るとタンク体は種車のものを流用した上で、ゴムライニングを施したものと思われる。 タキ2904として落成時から所有者は関東電化工業KK・常備駅は渋川で、改造後も同一であった。昭和61年3月に廃車となった。 |
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【写真2268】 タキ2600形32637 昭和52年9月9日 吉原駅にて P:吉岡心平