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タキ2600形32622 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ32622は昭和39年6月汽車東京でタ300形303から改造された。同時に32619〜32621がタ300形300〜302から改造されている。 種車は液化エチレン用の高圧ガスタンク車で、ボギー車なのに荷重は僅か6トンと、不採算な車両であった。所有者は日曹で、コンビナートに工場進出するまでの繋ぎ輸送のため製作されたようだが、役目を終えると、そのボギー車体を活かしてカセイソーダ専用車に改造された。 |
熱用車体を撤去し、代わりに新製したゴムライニングタンク体を搭載した。タンク受台は、種車の広い台枠幅に対応させたため、奇妙な形状となっている。種車はブレーキ装置はKC形を二組装備していたが、自重が大幅に減ったため、ブレーキのうち一組を撤去した。 所有者は日本曹達KK・常備駅は二本木から昭和39年7月に能町に移動したが、昭和63年7月に再び二本木に戻った。平成13年1月に廃車となった。 |
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●同一所有者 タキ2600形32656 日曹所有の次ロット。 |
【写真2237】 タキ2600形32622 昭和54年1月20日 西名古屋港駅にて P:吉岡心平