吉岡心平のマーク

タム3900形3918

私有貨車

 形式
索引

タム3850形
タム4000形

 番号
[ロット表]

タム3910
タム3922

 ページ
索引

特別編1210
特別編1212

積荷
●構造

入口


 タム3918は昭和31年3月に日車支店で、タム900形912から改造された。同時にタム3919と3920が913と915から改造されている。

 種車となった3両は、タム900形の中でも戦争中にタム200形二硫化炭素専用車を専用種別変更した車両であり、元から熱絶縁を有していたが、戦時中の酷使により、戦後これを更新した際、形式もタム3900形に改番したものである。
 同時にタム3920に改造されたタム915は、弊

サイトに既に掲載されており、これと本車を比較すると、ドーム位置やタンク容積が大きく異なっている。また手前側の鏡板付近には同社向カセイソーダ液タンク車の特徴である温水加熱管が見て取れ、これらの点から判断すると、タンク体は全体を改造時に新製したものと思われる。

 所有者は日本曹達KK・常備駅は能町であった。一生をそのまま過し、昭和54年11月に廃車となった。


タム3900形3918の写真

【写真2211】 タム3900形3918 昭和45年10月2日 能町駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1211】100811作成R4B。