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タム4000形4000 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム4000は、タム4000形15トン積石油類専用車のトップナンバーとして、タム4000〜4005の6両ロットで、昭和12年9月汽車東京で製作された。 外観・構造は、昭和10年代に入ってからの製作でもあり、タンク組立は溶接、タンク固定はセンタアンカ方式と、近代のタンク車として標準的な作りであった。 タンク体は普通鋼製で、板厚は胴板8mm・鏡板 |
10mmと薄目だ。タンク寸法は直径1,800mm・長さ7,000mmと切りの良い数字である。 落成時の所有者は三井物産KK・常備駅は石油だったが、石炭液化の流れに乗って昭和16年5月に大牟田駅常備となり、所有者も同年12月に三井化学工業KK所有となった。その後、会社名は昭和20年8月日本人造石油KK、昭和24年9月三池合成工業KK、昭和44年1月三井コークス工業KKと変遷したが、一貫して三井三池を基地に運用されていた。昭和56年10月に廃車となったが、その後も暫くは三池鉄道線の線内輸送に使用されていた。 |
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【写真1584】 タム4000形4000 昭和57年3月2日 宮浦駅にて P:吉岡心平