|
タキ7750形17754 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ17754は17753と一緒に昭和44年10月富士重で製作された。 日産化学では、これまでカセイソーダ専用車としてタキ4200形を愛用し、昭和44年3月にも同形式を4両増備したのだが、世の中の趨勢からタキ7750形に移行することになった。 ・・・と言う訳で、本ロットが日産化学初のタキ7750形である。ドームレス構造を採用し、空容積 |
をタンク体内部に確保したこともあり、タンク直径は1,950mmと、タキ4200形時代より50mm太くなった。なお、それ以外の外観や細部構造は、富士重が呉羽や鉄興社向に製作した先行ロット達とほぼ同一と言って良いだろう。 所有者は日産化学工業KKで、落成時の常備駅は甲子だったが、昭和63年10月に速星に移動した。写真は甲子時代のもの。平成17年5月に廃車となった。 |
|
|
■主要諸元 製造年 昭和44年10月 製造所 富士重 設計比重 1.45 タンク容積 24.1m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス |
タンク材質 耐候性高張力鋼 タンク内面 厚さ3mmゴム タンク板厚 胴板6mm・鏡板8mm タンク直径 1,950mm タンク長さ 8,710mm 保温設備 グラスウール厚さ50mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 9,400mm BC間距離 6,400mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD203−254形積空 台車 TR41C→TR41DS形 (第二次台車改造) |
【写真2197】 タキ7750形17754 昭和61年3月9日 村田駅にて P:吉岡心平