吉岡心平のマーク

タム3050形3087

私有貨車

 形式
索引

タム3000形
タム3100形

 番号
[ロット表]

タム3082
タム3091

 ページ
索引

特別編1197
特別編1199

積荷
●構造

入口


 タム3087は昭和32年3月飯野で、3087〜3089の3両ロットとして製作された。

 日本水素のホルマリン専用車は、昭和31年5月に飯野でタム3075を製作し、同年12月にタム3086を追加した。本ロットはその増備で、外観・構造はこれと変わらない。

 タンク体は純アルミ製で、タンク受台は川崎製に似て中程度の大きさである。タンク踏板の脚が三箇所と言うのは、珍しいのではないか。

 落成時の所有者は日本水素工業KK・常備駅は宮下であった。社名は昭和46年6月に日本化成KKとなり、平成10年1月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和32年3月
製造所   飯野
設計比重 1.08
タンク容積 14.2m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 純アルミニウム
タンク板厚 胴板13mm・鏡板16mm
タンク直径 1,726mm
タンク長さ 6,268mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      7,100mm
BC間距離  4,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD180形
台車      二段リンク式

タム3050形3087の写真

【写真2198】 タム3050形3087 昭和53年2月26日 越中島駅にて P:吉岡心平


【特別編1198】100712作成R4B。