吉岡心平のマーク

タキ8700形8705

私有貨車

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タキ8650形
タキ8750形

 番号
解説

タキ8704
タキ8706

 ページ
索引

特別編1180
特別編1182

積荷
●構造

入口


 タキ8705は昭和37年5月富士重製で、一両一ロットの孤立ロットであった。

 本形式では初めての内外輸送所有車で、外観・構造は富士重が電気化学向けに製作したタキ8700,8703と酷似するが、台枠側梁は高さ180mmから150mmのものに変更された。このため

外観から見る印象はいささか華奢になっている。

 所有者は内外輸送KK・常備駅は新興であった。実際の用途はクラレ中条の化成品輸送で、その後の増備は35トン車であるタキ16200形に移行したため、本形式では唯一の存在となった。平成12年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和37年5月
製造所   富士重
設計比重 0.918
タンク容積 32.7m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 12,610mm
熱絶縁   SP材厚さ150mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      12,800mm(推定)
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ8700形8705の写真

【写真2181】 タキ8700形8705 昭和61年3月2日 入江駅にて P:吉岡心平


【特別編1181】100601作成R4B、130515R4C。