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タキ8700形8704 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回はタキ8700形30トン積酢酸ビニル専用車のうち、初期の日立製を取り上げよう。 タキ8704は昭和37年2月日立製で、富士重製のタキ8703と競作された。電気化学向の日立製としては昭和35年製の8701,8702に続く2ロット目である。 設計比重は0.918・タンク容積は32.8m3であった。 |
にタンク体が細く長いことが特徴と言えよう。タンク周囲には厚さ150mmにのぼるSP断熱材を用いた保冷キセがあった。 所有者は電気化学工業KK・常備駅は青海から昭和56年12月に京葉臨海の玉前駅に変わった。昭和62年1月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和37年2月 製造所 日立 設計比重 0.918 タンク容積 32.8m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 ステンレス鋼 タンク板厚 胴板6mm・鏡板8mm タンク直径 1,839mm タンク長さ 12,630mm 熱絶縁 SP材厚さ150mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 13,500mm(推定) 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真378】 タキ8700形8704 昭和49年9月14月 村田駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第1巻に「P00030」として収録されています。