タキ２６００形１２６７５

タキ１２６７５は昭和３５年５月日立製で、５〜６月にかけて１２６７４〜１２６９１の１８両製作されたロットの一員であった。

　電化所有のカセイソーダタンク車では初製作で、その後の大量増備の先駆けとなった点で意義あるロットである。また日立製の本形式では徳曹向

けの２６１１〜２６１３に次ぐ二ロット目で、外観・構造は昭和３２年に信越向けに製作されたタキ２９１８〜２９４１をゴムライニング装備としたものと言って良いだろう。

　所有者は電気化学工業ＫＫ・常備駅は青海であった。平成８年４月に廃車となった。