吉岡心平のマーク

タキ3000形23021

私有貨車

 形式
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タキ2800形
タキ3500形

 番号
[ロット表]

タキ23020
タキ23026

 ページ
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特別編1173
特別編1175

積荷
●構造

入口


 タキ23021は昭和35年8月汽車東京で製作された。タキ3000形では珍しい一ロット一両の孤立ロットである。

 昭石の昭和35年増備車で、川崎製のタキ23022〜23031と競作された。
 外観・構造は本形式では標準的なもので、タンク車製作に慣れた汽車製だけに、破綻のない端正

な作りである。タンク底部に位置した吐出弁はテコ式で、ドーム両脇にこれの操作レバーがあるのが判るだろうか。

 落成時の所有者は昭和石油KK・常備駅は室蘭であった。常備駅は昭和44年12月に石油埠頭に移り、昭和60年5月には合併で社名が昭和シェル石油KKとなったが、翌6月に廃車となった。


●関連形式 タキ3000形23026 昭和35年8月川崎製で本ロットと競作された。


タキ3000形23021の写真

【写真2174】 タキ3000形23021 昭和57年8月2日 新苫小牧駅にて P:吉岡心平


【特別編1174】100515作成R4B。