吉岡心平のマーク

タキ300形4441

私有貨車

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タキ250形
タキ400形

 番号
[ロット表]

タキ4424
タキ4443

 ページ
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特別編1161
特別編1163

積荷
●構造

入口


 タキ4441は昭和34年10月造機で製作された。4440〜4442からなる3両ロットであった。

 所有者の敦賀化学は自社のタンク車を造機車両に発注した。本ロットもこの一員で、その基本構造は一年半前に製作されたタキ4435,4436と同一と言って良いだろう。
 造機製濃硫酸タンク車の特徴を列挙すれば、小型のタンク受台、台枠で上下に分割されたタンク

梯子、そして小型で高さの低いドーム等がある。なお変わったスタイルのタンク手摺は、先天的か後天的な追加なのか判らない。

 落成時の所有者は敦賀化学工業KK・常備駅は敦賀であった。前者は昭和35年12月に日本製錬KK、昭和40年3月に日本鉱業と変わったが、一生を敦賀を基地として過し、昭和59年4月に廃車となった。


タキ300形4441の写真

【写真2162】 タキ300形4441 昭和53年11月4日 吉原駅にて P:吉岡心平


【特別編1162】100416作成R4B、130719R4C。