吉岡心平のマーク

タキ3000形33109

私有貨車

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タキ2800形
タキ3500形

 番号
[ロット表]

タキ33099

 ページ
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特別編1149
特別編1151

積荷
●構造

入口


 タキ33109は昭和39年10月舞鶴で、33108〜33111の4両ロットとして製作された。

 タキ3000形の最終ロットは昭和39年10月近畿車両製の33112,33113(2両)とされるが、実際には丸善海運が昭和39年度増備車として30両が該当し、富士車両製の33084〜33108(24両)と、本ロット4両もこれに含まれていた。

 外観・構造は標準的なもので、吐出弁は上操作

式でドームの妻面にレバーがある。台枠側面のジャッキ受の表面が、側梁面と面一(ツライチ)になっているようだ。溶接を容易とするためだろうか。

 落成時の所有者は丸善海運KK・常備駅は名電築港であった。後者は昭和41年1月に汐見町に、前者は同年10月に丸善石油KKに変わった。その後日本石油輸送KKに移籍し、四日市駅常備となった。タキ3000形の中では最新鋭車として活躍したが、平成6年7月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年9月
製造所   飯野
比重     0.73
タンク容積 41.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 12,800mm
内面処理 ザップコート塗装
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      13,500mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ3000形33109の写真

【写真2150】 タキ3000形33109 昭和58年5月3日 塩釜埠頭駅にて P:吉岡心平


【特別編1150】100319作成R4B。