吉岡心平のマーク

タム4000形4058

私有貨車

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タム3900形
タム4500形

 番号
[ロット表]

タム4057
タム4069

 ページ
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特別編1136
特別編1138

積荷
●構造

入口


 タム4058は昭和25年12月東洋レーヨン製で、4062迄の5両ロットの一員である。

 戦災復旧車で有名な東洋レーヨンの作品としては最後期で、タム3203,3204やタム3276〜3278の同期の作である。
 昭和25年3〜4月に製作された前作の4038〜4047の増備車であり、外観・構造はほぼ同一だ。東洋レーヨン特有の裾の上がったタンク手摺

と、それに代えて設けられた小型の踏板も健在である。

 落成時の所有者は昭和石油KK・常備駅は東新潟港であった。昭和27年12月に浜川崎に移動したが昭和35年6月に東新潟港に戻った。昭和45年10月に汐見町に移り、昭和60年5月には合併で社名が昭和シェル石油KKとなった。昭和62年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和25年12月
製造所   東洋機械工業所
設計比重  0.83
タンク容積 18.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8mm・鏡板10mm
タンク直径 1,890mm
タンク長さ  6,720mm
●荷役方式

荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      7,050mm
BC間距離  3,900mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD180形空気
走り装置   リンク式→二段リンク式

タム4000形4058の写真

【写真2137】 タム4000形4058 昭和55年1月14日 汐見町駅にて P:吉岡心平


【特別編1137】100213作成R4B。