吉岡心平のマーク

タム400形1436

私有貨車

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タム300形
タム500形

 番号
[ロット表]

タム481
タム1513

 ページ
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特別編1135
特別編1137

積荷
●構造

入口


 タム1436二代は昭和32年3月にタ2300形2300を改造した車両である。

 種車は12トン積カセイソーダ液専用車で、昭和12年5月新潟でタム1436初代として製作された車両を昭和18年6月に改造したものであった。
 改造と言っても実態は専用種別の変更であり、担いバネの交換やブレーキテコ比の変更、そして荷役設備の小改造と程度は軽微だったものと思われる。

 外観・構造は戦前製タム400形特有の軸距3mの小型車で、装備も標準的であった。

 タム1436初代として落成時の所有者は日東紡績KK・常備駅は郡山であった。タ2300への改造と1436二代への復帰を経て、昭和32年9月に三菱化成工業KK所有となり、黒崎駅常備となった。写真はこの時代のものである。その後、炭軸距のためヨンサントウで不適格車となり昭和43年9月末日に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和12年5月
製造所   新潟
設計比重 1.71
タンク容積 8.9m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板10mm
タンク直径 1,510mm
タンク長さ 4,870mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      5,500mm
軸距      3,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD180形
走り装置   リンク式

タム400形1436の写真

【写真2136】 タム400形1436 P:吉岡心平所蔵


【特別編1136】100211作成R4B、120610諸元追加+R4C。