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タサ600形656 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タサ609 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タサ656は昭和28年5月飯野でタラ1形35を改造した20トン積石油類専用車であった。 種車となったタラ35は昭和6年6月新潟製の19トン積揮発油専用車である。元々タラ1形は20トン積石油類専用だったタサ500形と同じ車体に低比重のガソリンを積んだため19トン積となった経緯があり、専用種別を石油類に戻せばタサとなる理屈だ。飯野での改造ではタンク底部に蒸気加 |
熱管を追加した。なお落成時装備していた保冷キセはこれ以前に無くなったと思われるが、仮に残っていたとしても改造の際に撤去されている。 改造時の所有者は日本石油KK・常備駅は塩釜港から、その後本輪西に移動した。道内常備が幸いし、同時に改造されたタサ635〜662がヨンサントウで淘汰された後も継続して使用され、昭和46年8月まで生き延びた。 |
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●種車形式 タラ1形39 種車と同一ロットの車両。 |
【写真2081】 タサ600形656 昭和44年8月25日 稚内駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】