タキ2100形2425 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ2425は2424〜2429の6両ロットの一員として、昭和36年5月川崎で製作された。 所有者の日石は数社で競作するのが通例であり、昭和36年も4〜7月にかけて2414〜2499の8ロット86両を日車本店・川崎・富士重・日車支店・新潟製で競作した。ロット数で判るように主要メーカーのロットは前後二つに分かれており、たまたま2回以上の注文が重畳したようだ。 |
川崎製の場合は、このロットと一月後に製作された2470〜2479の2ロットがあるが、何故かタンク長さなどの諸元が微妙に異なっていることが興味深い。 所有者は日本石油KK・常備駅は名電築港から昭和41年4月に汐見町に駅名変更された。写真は隅田川に出稼ぎ中の姿である。昭和59年1月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和36年7月 製造所 川崎 設計比重 0.87 タンク容積 34.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板8・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 10,800mm 付帯設備 蒸気加熱管 ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 11,600mm BC間距離 8,300mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真2039】 タキ2100形2425 昭和56年12月12日 隅田川駅にて P:吉岡心平