吉岡心平のマーク

タキ10700形10709

私有貨車

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タキ10600形
タキ10800形

 番号
解説

タキ10708
タキ10714

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特別編1032
特別編1034

積荷
●構造

入口


 タキ10709は10711までの3両ロットとして、昭和45年12月三菱で製作された。

 一年半前に同一所有者・メーカーの組合せで作られたタキ10706の増備車である。
 このロットの特徴は、BC間距離が6,500mmなのに拘らず、台枠長さが9,300mmと異様に短い点にある。タンク長さと台枠長の差(所謂台枠

緩衝長)も270mmしかなく、最も少ない部類に属する。地上設備の制約などがあったのだろうか?

 落成時の所有者は住友化学工業KK・常備駅は桜島であった。昭和49年1月に常備駅はそのままで日本石油輸送KK所有となり、昭和62年3月には名古屋南港、平成9年3月に郡山と常備駅変更され、平成11年11月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和45年12月
製造所   三菱
設計比重 1.35
タンク容積 25.9m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ 9,030mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,300mm
BC間距離  6,500mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C→TR41DS形

タキ10700形10709の写真

【写真2033】 タキ10700形10709 平成4年12月19日 越中島駅にて P:吉岡心平


【特別編1033】090609作成R4B、131216R4C。