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タキ10700形10714 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ10700形は35トン積希硝酸専用車で、タキ8100形の拡大版。昨年度にタキ8100形が形式消滅した今となっては、唯一残る希硝酸タンク車となった。 タキ10714は10715と一緒に昭和45年12月三菱で2両ロットとして製作された。 所有者は日石輸送で、同社は同年同月に住友化学向として同社名義でタキ10709〜10711を製作したが、本ロットはユーザーが異なるため、日石輸送名義で落成したものと推察される。 設計比重は1.35・タンク容積は25.9m3であった。この値はタキ10706以来の住友化学向に合わせたものである。 |
タンク体は積荷に耐食性のあるステンレス鋼製で、寸法は直径1,950mm・長さ9,030mmであった。 落成時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は東高島であった。平成元年3月に名古屋南港、平成9年3月に郡山に移動したがいずれも便宜置籍で、平成11年11月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和45年12月 製造所 三菱 設計比重 1.35 タンク容積 25.9m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 ステンレス鋼(SUS304) タンク板厚 胴板6・鏡板8mm タンク直径 1,950mm タンク長さ 9,030mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 9,300mm BC間距離 6,500mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD203−254形積空 台車 TR41C→TR41DS形 |
【写真318】 タキ10700形10714 昭和51年2月27日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第25巻に「P01450」として収録されています。