吉岡心平のマーク

タキ2100形22219

私有貨車

 形式
索引

タキ2050形
タキ2200形

 番号
[ロット表]

タキ22217
タキ22229

 ページ
索引

特別編1031
特別編1033

積荷
●構造

入口


 タキ22219は昭和38年9月日立製で、一ロット一両の孤立ロットであった。

 出光はタンク車を各社で競作させることで知られているが、中でも日立は多数の製作を担当した。
 本ロットは昭和37年から作られた北海道向のキセ付のタイプで、約一年前の作品である22173〜22177の増備と思われる。

 外観し細身の長いタンクにバンド締付形の保温キセを持ち、何処かに似たタンク車と思って探したら、タキ3700形に該当車があった。

 落成時の所有者は出光興産KK・常備駅は本輪西であった。昭和43年4月に常備駅は水江町となったが、昭和47年2月には北埠頭に戻った。昭和60年2月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和38年9月
製造所   日立
設計比重 0.88
タンク容積 34.1m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ 12,400mm
断熱材   厚さ100mmグラスウール
付帯設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式    平形
台枠長さ    13,400mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形空気
台車      TR41C

タキ2100形22219の写真

【写真2032】 タキ2100形22219 昭和46年9月18日 新富士駅にて P:堀井純一


【特別編1032】090606作成R4B、130813R4C。