吉岡心平のマーク

タキ3000形3246

私有貨車

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タキ2800形
タキ3500形

 番号
[ロット表]

タキ3238
タキ3273

 ページ
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特別編1026
特別編1028

積荷
●構造

入口


 タキ3246は3241〜3248の8両ロットとして昭和29年12月川崎で製作された。

 外観・構造は何の変哲も無いタキ3000形だが、奇妙なのは出光所有として落成後、約半年で日石に所有者変更されていることだ。タキ2100形でも類似例があることは既に紹介したが、実は両者はメーカー・落成日とその後の経緯が一緒なのだ。また当時の国鉄の資料では所有者が日新

運輸倉庫となっているのも気に掛かる・・・
 外観・構造はタキ3000形を量産していた川崎製の標準型で、特に代わった点は見られない。

 落成時の所有者は出光興産KK・常備駅は名電築港であった。昭和29年6月に前述した経緯で日本石油KKに移り、安治川口駅常備となった。その後は写真のように同地で一生を送り、昭和60年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和28年12月
製造所   川崎
設計比重  0.73
タンク容積 41.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 12,600mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   13,500mm
BC間距離  10,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41A形

タキ3000形3246の写真

【写真2027】 タキ3000形3246 昭和50年3月9日 安治川口駅にて P:吉岡心平


【特別編1027】090601作成R4B、140120R4C。