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タキ2100形2368 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ2368は昭和35年1月日車支店製で、2377までの10両ロットの第一号車である。 タキ2100形には寒冷地でのC重油輸送用として、タンク周囲に保温キセを装備した車両がある。 中でも日車製はカマボコ形のキセでつとに有名だが、最初のロットであるタキ2295,2296はキセなしの場合と同じ直径2,050mmのタンク体 |
にキセを巻いたため、いささか見かけが太くなった。そこで二番目のロットである本ロットでは、台枠長さをタキ3000形並に延長し、タンク直径を1,890mmと細くした。 所有者は日本石油KK・常備駅は本輪西であった。本車は一生を北海道内で過ごし、昭和58年5月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和39年7月 製造所 日車支店 設計比重 0.87 タンク容積 34.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板8mm・鏡板12mm タンク直径 1,890mm タンク長さ 11,960mm 断熱材 厚さ100mmグラスウール 付帯設備 蒸気加熱管 ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 12,900mm BC間距離 9,600mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形空気 台車 TR41C |
【写真2012】 タキ2100形2368 昭和46年9月17日 本輪西駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】