吉岡心平のマーク

タキ2100形2368

私有貨車

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タキ2050形
タキ2200形

 番号
[ロット表]

タキ2350
タキ2415

 ページ
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特別編1011
特別編1013

積荷
●構造

入口


 タキ2368は昭和35年1月日車支店製で、2377までの10両ロットの第一号車である。

 タキ2100形には寒冷地でのC重油輸送用として、タンク周囲に保温キセを装備した車両がある。 中でも日車製はカマボコ形のキセでつとに有名だが、最初のロットであるタキ2295,2296はキセなしの場合と同じ直径2,050mmのタンク体

にキセを巻いたため、いささか見かけが太くなった。そこで二番目のロットである本ロットでは、台枠長さをタキ3000形並に延長し、タンク直径を1,890mmと細くした。

 所有者は日本石油KK・常備駅は本輪西であった。本車は一生を北海道内で過ごし、昭和58年5月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年7月
製造所   日車支店
設計比重  0.87
タンク容積  34.5m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8mm・鏡板12mm
タンク直径 1,890mm
タンク長さ  11,960mm
断熱材   厚さ100mmグラスウール
付帯設備  蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       12,900mm
BC間距離   9,600mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車      TR41C

タキ2100形2368の写真

【写真2012】 タキ2100形2368 昭和46年9月17日 本輪西駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1012】090426作成R4B、130707R4C。