吉岡心平のマーク

タキ400形414

私有貨車

 形式
索引

タキ300形
タキ450形

 番号
ロット表

タキ413
タキ417

 ページ
索引

特別編1001
特別編1003

積荷
●構造

入口


 タキ414は戦災復旧車で、昭和24年9月造機でワキ1形207を種車として製作された。

 戦災復旧車と言っても、2軸タンク車では台枠を流用したのに対し、ボギー車の場合は新製したタンク体に合わせて切断するか、台車とブレーキ装置の流用程度で、タンク体に合わせたサイズの台枠を新製するかの何れかであった。

 本車の場合、ワキの台枠はチャンネルの凹部が内側を向いているので、一目で新製したものと見て取れる。

 落成時の所有者は興国人絹パルプKK・常備駅は八代であった。昭和44年8月に社名はKK興人に変わったが、常備駅は変わらず、昭和48年1月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和24年3月
製造所   造機
比重      1.35
タンク容積  22.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板10・鏡板13mm
タンク直径 1,750mm
タンク長さ  9,500mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       10,500mm
BC間距離   7,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KC254×300
台車      TR24

タキ400形414の写真

【写真2002】 タキ400形414 日時場所不明 P:鈴木靖人

【鈴木さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1002】090331作成R4B、130430R4C。